相続の手続きに直面する場面は、一生のうちにそう何度もあるものではありません。
相続と一言で言っても、お客様の状況によって、様々な手続きが必要になります。
ご家族を失って大変な時に、すべておひとりでやるのは、多くのご苦労があると思います。
当事務所がお引き受けいたします。お気軽にご相談下さい。

相続手続きの流れ

相続を進めるためには、必要なことが様々あります。
いつまでに、だれに、何を、なんのために、どこで、どのように…と、考えることは多岐にわたり、ご自身ですべて行うのは、相当の労力がかかります。
当事務所では、これらのどのようなお悩みでも解決できるよう、万全のサポート体制を取っております。

書類の取得だけでも一苦労!
主な手続きだけでもこんなにあります。

書類の取得だけでも一苦労!

例えば、相続手続きの際、必要になる亡くなった方の戸籍謄本。実は出生から死亡までの全ての戸籍謄本が必要になります。戸籍が一つであれば、負担もそこまでありませんが、複数あった場合、その戸籍が存在する市区町村で戸籍の取得が必要になるのです。

手続きする機関行うこと必要書類備考
市区町村役場死亡届・死体火葬許可申請書の提出
(葬儀社の代理手続きも可)
死亡診断書または死体検案書死亡診断書は医師、死体検案書は警察
世帯主変更届印鑑
本人確認書類
健康保険証の返却
(社会保険・厚生年金は勤務先)
年金の停止(国民年金加入者)
年金手帳の返却
未支給年金の請求
印鑑
年金証書
除籍謄本
市区町村役場で取得
寡婦年金・遺族基金年金・死亡一時金の受取請求必要書類は自治体によって異なります
国民保険から葬儀(埋葬)費用をもらう申請死亡診断書または死体検案書
国民保険証書
印鑑
振込先預金口座番号の提出
葬祭費の領収書の提出
死亡診断書は医師、死体検案書は警察
社会保険事務所年金の停止(社会保険加入者)年金手帳の返却印鑑
年金証書
除籍謄本
市区町村役場で取得
社会保険から葬儀(埋葬)費用をもらう申請死亡診断書または死体検案書
国民保険証書
印鑑
振込先預金口座番号の提出
死亡診断書は医師、死体検案書は警察
法務局
(不動産所在地管轄)
不動産の所有権移転登記相続人全員の印鑑証明書
被相続人の戸籍・除籍謄本・改正原戸籍謄本

相続人全員の戸籍謄本・住民票
固定資産税評価証明書
遺産分割協議書
市区町村役場で取得
※出生〜死亡までの戸籍が必要
→一通じゃないこともあります!
警察署運転免許証の返却(陸運局でも可)
都道府県庁旅券課パスポートの返却
陸運局運転免許証の返却(警察署でも可)
自動車名義変更死亡者の戸籍・除籍謄本・改正原戸籍謄本
相続人の戸籍謄本・印鑑証明書
車検証
自賠責保険証
保管場所証明書(使用本拠が変わる場合)
ナンバー変更要の場合は、
陸運局へ車持ち込みが必要
市区町村役場で取得
郵便局郵送で手続きする際の定額小為替や切手代
  • 遺産の調査

    亡くなった方にどの様な財産があったか調査をします。

    家庭裁判所の手続きや遺産承継の前提として、遺産を把握し相続財産目録を作成する場合がございます。
    財産目録はご自身で作成することもできますが、専門家が調査に基づき作成したほうが、他の相続人も納得しやすく、結果的に遺産相続がスムーズに進みます。
    法令上、業務として遺産承継等の財産管理を受任できるのは「司法書士」と「弁護士」のみです。

    遺産の調査
  • 相続関係者を調べる

    戸籍を取り寄せて、相続人が誰かを確認します。

    相続人を確定するためには、すべての戸籍を揃える必要があります。しかし、戸籍は、出生時、結婚や転籍、法改正などで新しく作られた戸籍など、生涯での戸籍は、平均的には5、6通ほどになります。
    当事務所にて、相続登記等、相続手続きに必要な戸籍をすべて取得致します。

    ※全国の戸籍謄本取り寄せ可能です。
    ※戸籍謄本が消滅している場合も証明書を取り寄せます。
    ※改製原戸籍、除籍謄本も取り寄せます。

    相続関係者を調べる
  • 相続放棄

    相続放棄するか検討します。

    相続が発生すると、相続人は財産も相続しますが借金も相続することになります。借金を相続することを防ぐには、相続放棄という方法があります。また、他の相続人と関わり合いを持ちたくないというような場合にも有効です。
    戸籍等の必要書類の取り寄せや、相続放棄申述書の作成、申述書提出後に裁判所から送付される書類(照会書)に対する対応などのお手伝いをします。

    ※相続放棄は、家庭裁判所に申し立ててする、専門的な手続きです。相続放棄の手続きには期限がありますのでお早目にご相談ください。

    相続放棄

相続放棄手続きの流れ

  • 01. 相続放棄すべきかどうかの検討
  • 02. 戸籍等、必要書類の収集
  • 03. 相続放棄申述書を作成・提出
  • 04. 家庭裁判所からの照会
  • 05. 相続放棄の受理