2018.11.21更新

対応内容: 相続手続き

相続に関するもめごとは、相続人間の意思の疎通、感情的なことが原因で起こることが多いようです。当事者の話し合いで解決することが難しい場合、家庭裁判所の遺産分割調停手続きを利用する方法があります。家事審判官と調停委員で組織される調停委員会が、中立公正な立場で相続人の言い分を平等に聞いて調停に努め、具体的な解決案を考えてくれる制度です。他の相続人の前では言いにくいことも話せるため、問題の所在がはっきりし、納得できる調停案が期待できることもあります。それでも話し合いがまとまらなかった場合には、審判手続きに移され、裁判所としての判断によることになります。