• 賃貸アパート相続 家賃は誰のもの? 那珂郡東海村 O様

    2019年01月08日

    相続手続き

    お父様がお亡くなりになり、相続人間で遺産分割協議が成立し、賃貸アパートを相続したO様。さて、お父様が亡くなってから遺産分割協議が成立するまでの間の家賃は誰が受け取ることができるのでしょうか。O様としては、相続時にさかのぼってアパートは自分のものだから、家賃も自分のものとなる、とのお考えでしたが、その・・・

  • 母のために相続放棄? 日立市十王町 M様

    2018年12月28日

    相続手続き

    M様のお父様がお亡くなりになり、お母様と一人娘のM様が相続人です。M様は、お父様名義の不動産、預貯金は全てお母様に相続させたいとのお考えで、相続放棄をしたいとのことでした。M様としては、ご自身が相続放棄をすれば、お母様だけが相続人となり不動産、預貯金は当然お母様のものになると考えていたようでした。し・・・

  • 養子縁組と相続税の基礎控除額 日立市大沼町 E様

    2018年12月26日

    相続手続き

    相続税の基礎控除は定額控除が3000万円、法定相続人比例控除が一人600万円。相続財産がこの基礎控除の額に納まれば、相続税の申告は不要です。E様は独身で、ご両親も亡くなっているので、E様が亡くなった際の相続人は3人の兄弟です。相続税の基礎控除額を計算すると、3000万円+600万円×3で4800万円・・・

  • 長男の妻も相続人? 日立市大みか町 O様

    2018年12月25日

    財産の名義変更

    お父様がお亡くなりになり、O様を含む三人の兄弟が相続人です。遺産分割協議がなかなかまとまらず、何年も経ってしまい、そのうち長男が亡くなってしまいました。長男には奥様と息子さんがいらっしゃいます。長男は父親の遺産を相続してから亡くなっているので、法定相続分はすでに長男の固有財産となっており、その部分は・・・

  • 遺言による認知 ひたちなか市 Y様

    2018年12月18日

    遺言書作成

    婚姻関係にない男女に子供ができた場合、父親との親子関係は「認知」によって法律上の親子関係が発生します。認知は戸籍上の届け出をすることにより成立しますが、遺言書に記載してすることもできます。Y様は認知をしていないお子様がいらっしゃいますが、家族の手前、生前に認知をすることは難しく、遺言で認知することに・・・

  • 子連れで再婚した場合の相続権 日立市 K様

    2018年12月17日

    相続手続き

    シングルマザーでお子様を育てていたK様ですが、ご縁があり再婚なさいました。K様と再婚相手の方が婚姻届を出しただけでは、お子様と再婚相手との間に親子関係はなく、全くの他人です。将来、K様の夫がお亡くなりになった場合、お子様には相続権がありません。このような場合、再婚相手の方とお子様との間で養子縁組をす・・・

  • 共同申請による相続登記 那珂郡東海村 N様

    2018年12月12日

    財産の名義変更

    ご主人がお亡くなりになり、二人のお子様と相続したN様ですが、遺産分割協議がなかなかまとまらず、とりあえず法定相続分で相続登記をしておきました。この度、N様が単独相続することで協議がまとまりましたので、その登記を申請することになりました。遺産分割を登記原因とし、二人のお子様の持分をN様へ移転する登記を・・・

  • 相続書類の有効期限 日立市諏訪町 A様

    2018年12月10日

    相続手続き

    相続登記に必要となる戸籍謄本には有効期限がありません。戸籍の記載事項は時の経過によって変わることはないためです。遺産分割協議書に合わせて添付する印鑑証明書も、古いものでも大丈夫です。その後、印鑑を改印してしまっても問題ありません。ただし、被相続人が亡くなる前に取得した相続人の戸籍謄本では、被相続人の・・・

  • 相続財産の一部だけの遺産分割協議 日立市東滑川町 S様

    2018年12月06日

    財産の名義変更

    相続財産は不動産、預貯金、借り入れ債務など、亡くなった方が持っていた全ての財産に及びます。遺産分割協議は、財産を誰がどのように相続するかを相続人全員で協議して決める手続きですが、特に方法に関する規定はありません。S様は他の兄弟とお父様の財産を相続したのですが、お父様名義の自宅に住んでいるため、この自・・・

  • 遺留分を侵害する遺言は無効? 那珂郡東海村 O様

    2018年11月30日

    遺言書作成

    兄弟姉妹を除く相続人には、最低限保証された相続分(遺留分といいます)があります。例えば相続人が配偶者と子供二人の場合で、子供一人の相続分を否定する遺言がなされても、その子供は、8分の1までの相続分は戻してほしいと要求する権利が認められています。民法の規定では「遺留分に関する規定に違反することができな・・・