• 内縁の妻の相続権 ひたちなか市 I様

    2018年11月28日

    遺言書作成

    長年夫婦同然として生活を共にしていても、正式な婚姻届を出していない内縁の夫婦間では、お互いに相続権がありません。周囲から事実上の夫婦とみなされていても、戸籍制度がある日本においてはお互いの相続人となることはできません。I様ご夫婦は、長年連れ添っていながら婚姻届を出していない、事実婚の関係(内縁の関係・・・

  • 相続登記を省略できる? 東京都 M様

    2018年11月27日

    財産の名義変更

    亡くなったお父様名義の実家の土地建物を相続されたM様。M様はお仕事の都合で遠方に住んでいるため、相続した不動産は売却をお考えのようでした。この場合、相続登記を省略して、お父様名義から一気に買主名義にできるのでしょうか。このような場合でも、相続登記は省略することはできません。M様が所有権の登記名義を取・・・

  • 遺産分割協議がまとまらない場合 日立市大沼町 K様

    2018年11月21日

    相続手続き

    相続に関するもめごとは、相続人間の意思の疎通、感情的なことが原因で起こることが多いようです。当事者の話し合いで解決することが難しい場合、家庭裁判所の遺産分割調停手続きを利用する方法があります。家事審判官と調停委員で組織される調停委員会が、中立公正な立場で相続人の言い分を平等に聞いて調停に努め、具体的・・・

  • 香典は相続財産になる? 日立市石名坂町 O様

    2018年11月19日

    相続手続き

    お母様がお亡くなりになり、喪主となり葬儀を取り仕切られたO様。葬儀費用を精算すると、香典が少し残りました。この残ったお金は相続財産なのでしょうか。本来、香典は相互扶助の精神から葬儀費用の負担を軽くするため、参列者から喪主へ贈られるものとされています。葬儀費用を精算した結果、香典が残ったとしても、参列・・・

  • 相続財産の代償分割 那珂市 T様

    2018年11月16日

    財産の名義変更

    相続財産が不動産の場合、平等に分割するのは難しいかと思います。お父様名義の土地、建物をT様と弟が相続しました。T様はご家族と一緒にこの建物に住んでいますが、弟は遠方に住んでいます。T様は、この土地、建物を相続したいという希望はありますが、弟は住んでもいない土地、建物を相続しても仕方がないとのお考えで・・・

  • 孫に相続させるとした遺言書 日立市多賀町 M様

    2018年11月15日

    財産の名義変更

    M様のお母様が自筆証書遺言を残してお亡くなりになりました。その遺言書には、ある特定の不動産を「孫に相続させる」とありました。相続人になる順番は法律で決められていて、子であるM様が存在する以上、M様の一人息子である孫はお母様の相続人ではありません。本来であれば「遺贈する」と書くべきでした。お母様は相続・・・

  • 夫は婿養子。兄弟でもある妻の相続分は? 日立市鮎川町 E様

    2018年11月14日

    相続手続き

    E様のご主人はE様のご両親と養子縁組をしています。いわゆる婿養子です。E様とご主人は夫婦でありながら、兄弟としての関係もあることになります。この度ご主人がお亡くなりになりました。E様とご主人の間にお子様は無く、ご主人の兄弟は健在ですが、ご両親は亡くなっています。この場合、相続人は妻であるE様とご主人・・・

  • 不動産の換価分割 那珂郡東海村 K様

    2018年11月13日

    相続手続き

    相続した不動産を売却して、売却代金を相続分に応じて分けることを換価分割といいます。K様は、お父様名義の実家を他の兄弟と相続したのですが、兄弟はそれぞれ独立して遠方に住んでいるため、誰も実家を維持管理できそうにありません。そこで実家は売却して売却代金を等分に分けることにしました。K様が代表して相続して・・・

  • 相続に必要な戸籍の違い 日立市諏訪町 S様

    2018年11月12日

    財産の名義変更

    5年ほど前お父様がお亡くなりになり、相続登記の経験のあるS様。この度、お母様がお亡くなりになり、相続登記の手続きを始めました。お父様の時は、お父様が亡くなった旨の記載がある戸籍と相続人の現在の戸籍で足りたものが、今回はお母様の出生に遡る戸籍を全て収集することに。なぜこのように違うのでしょうか。答えは・・・

  • 養子の子の相続権 ひたちなか市 Y様

    2018年11月10日

    相続手続き

    Y様のお母様の養母がお亡くなりになりました。お母様は結婚してY様が生まれてから、生涯独身のその女性の養子になったのです。お母様は養母が亡くなる前にお亡くなりになっています。Y様はその養母名義の家に暮らしながら、母の養母を実の祖母のように療養看護に努め、最後を看取りました。ところが、Y様はお母様と養母・・・